NASを改造してWindows10入れてファイルサーバーにしちゃうぞ
プリンストンで販売するNASキットPAV-HMS420がNTT-Xストアで激安で売っているとの報せがあって、思わず衝動買いをしてしまいました。
謳い文句はテレビに繋がるメディアサーバーNASとなっており、HDMIやDisplayPort、S/PDIF出力がある変わり種のNASです。国内ではプリンストンが販売していますが、中身は台湾Thecus製のNASでN2810 ProのOEM製品なのです。
本家Thecusでは、Windows Storage Serverモデルがあるらしく、こいつも改造すれば動くらしいと聞いたので、NASとしてもWindowsサーバーとしても使えるように改造しちゃおうってのが今日のネタw
分解は思ったほど難しくなく簡単でした。
マザーボードちっちゃい!
マザーボードを眺めてみる。。。
CPUは、Intel® Celeron® Quad Core N3160が搭載されていて、ヒートシンクのみの冷却です。
非力CPUだからファンレスでもOKなんですかね。。
シングルのメモリースロットにはSamsung製4GBのDDR3メモリが搭載されている。
メモリ4GBでは心許ないので、後で8GBメモリに交換しちゃいます。
背面の端子類は、写真の通り左からDisplayPort、S/PDIF、USB3.0×2、HDMI、GbE×2となかなかの装備充実っぷりでNASとは思えないです。
SSDは家に転がってたADATA SSD Ultimate SU650の240GBです。
用意が出来たらWindowsをインストールします。
ライザーカードにSATA接続端子があるので、接続します。
問題は、電源です。
SATA端子の横に見慣れない端子がありますが、これがSATA電源です。
普通のSATA電源ケーブルでは繋げられません。
いろいろ調べた結果、昔CD-ROMのオーディオ出力をサウンドカードに接続するのに使われていたケーブルのコネクタ形状が一致するので、早速Amazonで購入し、ケーブルを即席で作ることにしました。
(というか、CD-ROMのインターフェースがIDEの頃だから、ケーブル良くまだ売ってたなw)
(というか、CD-ROMのインターフェースがIDEの頃だから、ケーブル良くまだ売ってたなw)
余ってるSATA電源ケーブルと、買ったケーブルをぶった切って繋げて作るだけです。
繋げた部分は一応ハンダで補強してテープで絶縁しました。
繋げた部分は一応ハンダで補強してテープで絶縁しました。
ケーブルの用意が出来たら接続しておきます。
NASのRAID用HDDも用意します。
今回用意したのはSeagateのBARRACUDAです。
Seagate使うのは久しぶりな気がします。最後に使ったのは10年前くらいに買ったSSHDですね。
最近よく使うのはWestern Digitalばっかりで久しぶりかな。
最近よく使うのはWestern Digitalばっかりで久しぶりかな。
取り付けは付属のマウンタで挟み込むだけなので、ネジが不要で簡単。
HDMIかDisplayPortに液晶モニタを繋げて映像が出るようにします。
電源を入れると、お馴染みのAmerican MegatrendsのBIOSが起動しますので、DELキー連打でBIOS設定画面に入ります。
BIOSの画面で増設したメモリが8GBで認識されているか、SSDも認識しているのか確認しつつ必要な設定をしておきましょう。僕が設定をしたのは、CSM設定の中でLegacyをUEFIに変更をしておきました。
それとBoot順をWindows Boot Managerに変更しました。
内蔵のeMMC領域に製品のLINUX OSが入っているので、変えておきます。
BIOS設定をSaveしたら、USBメモリで起動してWindowsをインストールします。
インストールも完了して、設置も完了。まぁ、RAIDの使えるNUCみたいなもんですね!
使い道は。。。これから考えますw
せっかくWindowsマシンになったので・・・w
シール貼った!
GbEを2ポート接続して、ファイルの転送速度は160MB/s ≒ 1.4Gbps程度出ています。
まさにHDDの読み取り速度の限界に達していますね。
50GB程度のファイルを6分くらいで転送できます。
めっちゃ快適!!
50GB程度のファイルを6分くらいで転送できます。
めっちゃ快適!!
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